加工・作成

Processing/creation

作家紹介Artist Introduction

リアルイラストレーター 
西口司郎 氏

黒色を背景に、リアルイラストレーターの西口司郎氏が右斜め前を向いている

NISHIGUCH SHIRO
西口 司郎

1948年 長崎県島原市生まれ
1968年 大阪デザイナー学院卒業
1976年 (株)スプーン(イラスト集団)設立に参加
1995年 (株)スプーン代表取締役社長
2005年 フリーのイラストレーターとして独立
没年月日 2024年1月26日(76歳没)

○ 日本図書設計家協会会員
○ 東京イラストレーターズ・ソサエティ(T.I.S)会員

釣りサンデー「魚のすべて」シリーズ
秋田書店・手塚治虫著「ブラックジャック」
全巻の単行本文庫本のカバーイラスト講談社
(高村薫著「照柿」・早川書房「マークスの山」など)
書籍や雑誌の装幀画を中心にリアルイラストレーションで活動する。


西口司郎氏とアクティプリント

小さい頃から、鉄骨や漁船のマスト、竹細工、自転車のスポーク、魚のウロコなど複雑な構図や素材を好んで描いていました。
現在もサビた鉄板や生々しい傷口に目が行ってしまいます。表現する時に、写真と違った存在感のある絵を、と意識しながら描いています。
眼力を鍛えて一味違ったリアリズムを目指しています。

アクティプリント(株)さんと出合い、色々な方法で私の絵をTシャツに再現していただく機会があり、多くの挑戦の結果リアルイラストを忠実に再現する事が出来ましたうえに独自の解釈によるアレンジやヴァリエーションの数々が、絵(原画)をはなれて楽しく飛び回るプリントになって出てきた時は、驚きました。
亡き西口司郎さんのリアルイラストの復元と、多くの方々に商品を手にとって頂けるよう努力をしていきますので、よろしくお願い申し上げます。

アクティプリント株式会社

鷹が月をつかむブランド

  • 如何に色、立体感を原稿に忠実に再現できるか
    Tシャツに施したプリントでどこまで表現できるか、作者とともに挑戦しました。

    魚のえら付近の印刷
    青色の三角形から魚が飛び出している絵
  • 自然の光沢も再現できるか
    和歌山県日置川の巨鮎(32cm)

    巨鮎の光沢
    巨鮎が二匹いる絵
  • 布独自のふくらみの表現や、操りの糸までも絵にできるか
    パッチワーク作家 河本氏(故人)のオリジナル人形を絵に。ピエロは大好きなモチーフなので、これからもいろいろなピエロを描いていこうと思っています。(32cm)

    赤と白色のピエロの絵の拡大画像
    赤と白色のピエロ